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学校を変える いじめの科学 単行本(ソフトカバー) – 2019/4/12
和久田 学
(著)
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経験則だけでは子どもを救えない。国内外で蓄積された科学的知見に基づく、かつ現場で〝使える〟いじめ対策を平易に解説。
【目次】 序章 いじめ対策になぜ「科学」が必要なのか
──経験則の罠
【第1部 いじめを科学で捉える】
1章 いじめをキーワードで定義する
──「いじめ」と「いじり」を切り離す
2章 加害者──シンキング・エラーをどう正すか
3章 被害者──沈黙・孤立を防ぐために
4章 傍観者──いじめ防止の鍵を握る存在
5章 ネットいじめ——現状と対策
6章 いじめを縦軸と横軸で整理する
【第2部 いじめを予防する】
7章 いじめ対策の前提
──教師が傍観者から脱し、加害モデルにならないこと
8章 包括的取り組みの必要性
9章 いじめ対策の全体デザイン
10章 いじめ予防授業を始める前に
11章 いじめ予防授業の具体的内容
12章 保護者支援のデザインと方法
──何を知らせ、どう支援するのか
13章 学校風土を改善する
【第3部 起こってしまったいじめに対応する】
14章 いじめが生じた後の具体的介入
15章 わが子が加害者・被害者になったとき、保護者は何をすべきか
16章 二次障害としてのいじめ
──いじめ重大事態に含まれる気になるケース
終章 教育に科学を
【目次】 序章 いじめ対策になぜ「科学」が必要なのか
──経験則の罠
【第1部 いじめを科学で捉える】
1章 いじめをキーワードで定義する
──「いじめ」と「いじり」を切り離す
2章 加害者──シンキング・エラーをどう正すか
3章 被害者──沈黙・孤立を防ぐために
4章 傍観者──いじめ防止の鍵を握る存在
5章 ネットいじめ——現状と対策
6章 いじめを縦軸と横軸で整理する
【第2部 いじめを予防する】
7章 いじめ対策の前提
──教師が傍観者から脱し、加害モデルにならないこと
8章 包括的取り組みの必要性
9章 いじめ対策の全体デザイン
10章 いじめ予防授業を始める前に
11章 いじめ予防授業の具体的内容
12章 保護者支援のデザインと方法
──何を知らせ、どう支援するのか
13章 学校風土を改善する
【第3部 起こってしまったいじめに対応する】
14章 いじめが生じた後の具体的介入
15章 わが子が加害者・被害者になったとき、保護者は何をすべきか
16章 二次障害としてのいじめ
──いじめ重大事態に含まれる気になるケース
終章 教育に科学を
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社日本評論社
- 発売日2019/4/12
- 寸法15 x 1.4 x 21.1 cm
- ISBN-104535563772
- ISBN-13978-4535563773
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商品の説明
著者について
公益社団法人子どもの発達科学研究所主席研究員(2019年3月現在)
登録情報
- 出版社 : 日本評論社 (2019/4/12)
- 発売日 : 2019/4/12
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 248ページ
- ISBN-10 : 4535563772
- ISBN-13 : 978-4535563773
- 寸法 : 15 x 1.4 x 21.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 169,854位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,304位倫理学・道徳 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2022年7月17日に日本でレビュー済み
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いじめであれハラスメントであれ、それらを予防、早期対応、再発防止するには、組織のトップの決意とリーダーシップに基づく組織全部としての取り組みが必要です。だから、いじめ対策は非常に難しいのです。結局は、大人が腹を括る覚悟があるかないかという問題です。
2020年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
尊敬するお医者さんがおすすめしていたので、買って読んでみました。誰でもわかる表現でわかりやすく科学的論文・データをもとに説明されており、納得のいくことが記載されています。
最後の筆者の温かな子どもを思う想いに涙でした。
本当にいい本で、子どもを支援する大人や子を持つ親は必須本だと思います。
最後の筆者の温かな子どもを思う想いに涙でした。
本当にいい本で、子どもを支援する大人や子を持つ親は必須本だと思います。
2019年8月28日に日本でレビュー済み
11章がメインである。
いじめにあった場合については書かれているが、その場からいなくなる」などほぼ不可能な事が書かれている。被害当事者は、逃げられない状況に追い込まれているからイジメであって、逃げられるようであればいじめは起きないだろう。
ユーモアで返すや受け流すというのも、かなりの高学年で知能の高い子供に限定させる。
そういったことから考えると、いじめ防止がなのが理想的であるが、研究はまだそこには達していないか。
いじめにあった場合については書かれているが、その場からいなくなる」などほぼ不可能な事が書かれている。被害当事者は、逃げられない状況に追い込まれているからイジメであって、逃げられるようであればいじめは起きないだろう。
ユーモアで返すや受け流すというのも、かなりの高学年で知能の高い子供に限定させる。
そういったことから考えると、いじめ防止がなのが理想的であるが、研究はまだそこには達していないか。
2019年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いじめは現場で大きな問題ですが、そもそもなぜ発生し、なぜ解決できないのか?
世界中の科学的な対処法を分析し、日本の現場を変えようとする新しい試みを紹介されています。
世界中の科学的な対処法を分析し、日本の現場を変えようとする新しい試みを紹介されています。
2019年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いじめの予防、対策その他関わることについて、先行研究から得られた科学的な根拠・数字を元に学ぶことができます。
いじめが起きうるあらゆる現場において必読の書だと考えます。
いじめが起きうるあらゆる現場において必読の書だと考えます。
2019年7月31日に日本でレビュー済み
かつて子どもがいじめの被害に遭い、解決したケース、解決しなかったケース、両方を経験しました。
担当した先生が違うとはいえ、同じ学校内で、結果が違ったのか、ずっと気になっていました。
この本を読んで、その理由がよく分かりました。
いじめは悪いことだと子どものほとんどは分かっています。でも、いじめはなくならない。なぜなのか。
いじめをしている子どもは、自分たちがやっていることは『いじめでなはい』と思い違いをしているから。
筆者はこう書いていますが、世の中の子どもも大人も先生も、この事を分かっていないから、いじめ問題を解決できないし、いじめをなくすことが出来ないのでは。
子どもがいじめ被害に遭った時、保護者としてどう動くか、とても悩みました。もし、この本を読んでいたら、どれだけ心強かったか・・・
おそらく本書は学校関係者向けの本だと思いますが、保護者も含めて、子どもに関わる全ての人に読んで欲しい本です。
担当した先生が違うとはいえ、同じ学校内で、結果が違ったのか、ずっと気になっていました。
この本を読んで、その理由がよく分かりました。
いじめは悪いことだと子どものほとんどは分かっています。でも、いじめはなくならない。なぜなのか。
いじめをしている子どもは、自分たちがやっていることは『いじめでなはい』と思い違いをしているから。
筆者はこう書いていますが、世の中の子どもも大人も先生も、この事を分かっていないから、いじめ問題を解決できないし、いじめをなくすことが出来ないのでは。
子どもがいじめ被害に遭った時、保護者としてどう動くか、とても悩みました。もし、この本を読んでいたら、どれだけ心強かったか・・・
おそらく本書は学校関係者向けの本だと思いますが、保護者も含めて、子どもに関わる全ての人に読んで欲しい本です。
2020年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「いじめの科学」というタイトルだったので、科学的側面を期待して読んだが、残念ながら期待はずれ。
エビデンスの無いエッセイ的な記述が大量にあり、特に後半はその傾向が強い。
一方、論文を引用してエビデンスを確保している記述もかなりあるものの、論文の成果を順に紹介するだけで終わってしまっていて、それをベースに論をたてる事はしない。
「科学」の基本は「結論+その根拠となるエビデンス」のはずだが、本書は「根拠の示されない結論」と、「結論がない根拠の羅列」の2つからなっていて、根拠と結論が噛み合っていない。
穿った見方をすれば、本書は著者が所属する公益社団法人の活動紹介であり、法人が調べた論文の羅列と、法人が提唱するいじめ対策が別々に記述されているという印象。
それでも他書と違い、参考文献が充実しているので、参考文献が示されている記述を拾い読みする分には有益だったので、星3とした。
エビデンスの無いエッセイ的な記述が大量にあり、特に後半はその傾向が強い。
一方、論文を引用してエビデンスを確保している記述もかなりあるものの、論文の成果を順に紹介するだけで終わってしまっていて、それをベースに論をたてる事はしない。
「科学」の基本は「結論+その根拠となるエビデンス」のはずだが、本書は「根拠の示されない結論」と、「結論がない根拠の羅列」の2つからなっていて、根拠と結論が噛み合っていない。
穿った見方をすれば、本書は著者が所属する公益社団法人の活動紹介であり、法人が調べた論文の羅列と、法人が提唱するいじめ対策が別々に記述されているという印象。
それでも他書と違い、参考文献が充実しているので、参考文献が示されている記述を拾い読みする分には有益だったので、星3とした。